在宅医療を提供する「おうちの診療所」は、患者の自宅を訪問して診療するスタイルを特徴としています。
医師やスタッフが外出する機会が多い中で、社内の健康管理や働きやすい環境づくりは大きな課題です。
そんな中、「おうちの診療所」はOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)のサービスを導入しました。
今回のインタビューでは、外出の多い職場でなぜこのサービスを選んだのか、導入の背景や狙い、そして実際にどのような効果があったのかについて詳しく伺いました。
スタッフの健康意識の向上や、忙しい合間でも栄養バランスの取れた食事ができることによるメリットなど、実際の声を通じて見えてきた効果についてもご紹介します。
おうちの診療所にインタビュー
ー貴社の会社概要を教えてください。
おうちの診療所では、在宅医療を専門に提供し、診療チームが患者の自宅を訪問して診療を行っています。
常勤スタッフは35名、非常勤を含めると60名以上が在籍しており、充実した体制で地域医療に貢献しています。多様な人材が活躍しており、男女比はほぼ半々です。
拠点は中野、都立大学、中目黒の3カ所にあり、それぞれの拠点で冷凍の「オフィスでごはん」を契約し、スタッフの健康管理や働きやすさをサポートしています。
ー独自で行っている福利厚生の取り組みはありますか?
院長がコーヒー好きということもあり、挽きたての豆で淹れるコーヒーやスープが無料提供されています。いつでも好きなタイミングで食事が摂れるよう、炊飯器にご飯も常備されていて、これも無料です。ご飯が余ったときは、事務さんがおにぎりにしておいてくれることもあり、夕方の小腹がすいたときや緊急出動の際に、さっと食べられて助かっています。
社内交流のイベント費用も診療所が負担します。夜の懇親会はもちろん、遅い時間の参加が難しい人向けに、ランチ会もときどき各拠点で企画しています。例えば先日のバレンタインデーには、中目黒の拠点がランチタイムに食事スペースを飾りつけ、バレンタインピザパーティーを開催していました。
「ワクワクを大事にしよう」という方針がある診療所なので、スタッフ同士のコミュニケーションを深めるよう工夫しています。
また、靴を脱いで患者のお宅に上がる訪問診療では、制服は靴下まですべて貸与制としています。会社の洗濯機で制服や靴下の洗濯もでき、スタッフの負担を軽減するような仕組みを作っています。カラフルな靴下やポップな柄の靴下が多いので、患者さんとの会話の糸口になることもありますし、ときには患者さんからカラフル靴下をプレゼントいただくことも。これも小さなワクワク要素です。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入を考えたきっかけ
ー導入にあたり、どのような課題がありましたか?
当院は、在宅医療を提供する診療所です。訪問先からお昼休みで戻ってきたスタッフが、もう一度お昼ごはんを調達するために外出するのは、ややおっくうです。コンビニまでの距離は遠くはないものの、買いに行くと10分ほどかかり、貴重な休み時間が減ってしまう感覚がありました。
開院当初は当院負担でピザや定食などの出前を頼んでいましたが、カロリーも高いため、毎日となると徐々にスタッフの健康面が気になり始めました。
診療所としてスタッフの健康管理は重要な課題です。バランスの取れた食事を、帰ってきてすぐに院内で摂れる環境を整えたいという思いが強まり、健康的で便利な食事サービスの導入を検討することにしました。
そこで見つけたのがOFFICE DE YASAIです。
冷蔵庫からいつでも取り出すことができ、栄養バランスに配慮されたメニューは、忙しいスタッフにも好評で、導入の大きな決め手となりました。
ー具体的にどのようなサービスを探していましたか?
当院では、複数の診療チームが同時に動いており、お昼休みで診療所に帰ってくる時間もチームごとにバラバラです。時間が合えばスタッフ同士で誘い合わせて外食する日もありますが、基本的には戻ってきた順にお昼休みに入るため、戻ってすぐに食事が摂れるサービスがあればいいなと思っていました。
また、福利厚生として白ご飯はあるので、それに合うおかずがあればいいなと考え、バランスの取れたメインのおかずを中心としたサービスを探していました。
導入後の効果は?コミュニケーションの活性化も
ーみなさまの反響はいかがでしたか?
OFFICE DE YASAIの導入後は、スタッフがそれぞれに合った使い方をしながら便利に活用しています。
コンビニで購入するよりも圧倒的に安く、お財布にやさしい点も好評です。「200〜300円でフルセット食べられた!」と喜ぶ声もあり、コストパフォーマンスに優れていると思います。福利厚生の白ご飯におかずだけをプラスする形で手軽に利用できるので、そこもポイントですね。
忙しい中でも買いに行く手間が省け、休憩時間中にさっと食事を済ませられるので、スタッフの満足度は非常に高いです。また、夕方に少しお腹が減ったなというときも、ヘルシーなスムージーや果物など、小腹を満たしながらも栄養バランスが取れた間食ができるのもうれしいです。
働く環境を整える上で、「オフィスでごはん」は欠かせない存在になっていますね。
ー栄養面以外での副次的効果はありましたか?
スタッフ同士のコミュニケーションが生まれました。看護師さんたちも「このスムージーおいしかったよ」「初めてクレープ見たから食べてみた」など新商品の話をよくしています。
夏場に人気な冷凍みかんが届くと「みかんきたよ!」みたいな話をよくしていましたし、今の時期はやきいもが話題にあがります。「今週はこれ食べてみよう!」など、「オフィスでごはん」に関する会話が活発に行われている印象ですね。
ー導入を決定された皆様から見た印象はいかがでしょうか?
当院では、休憩時間として1時間を確保していますが、在宅医療という職種の特性上、毎日みんなでまとまって休憩を取るのは難しいのが現状です。そんな中、買いに行く手間や外で食べる手間がかからない「オフィスでごはん」があることでとても助かっています。
院内で手軽に食事ができることで、限られた休憩時間を有効に使えていると感じていますし、スタッフからも好評で、効率よくリフレッシュできる点が大きなメリットです。
今後も引き続き利用していきたいと思っています。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)のおすすめポイントは?
ー現在は冷凍の「オフィスでごはん」を活用いただいていますが、商品としてよかった点はありますか?
冷凍のごはんは賞味期限が長いこともあり、食べるペース配分が自由で、フードロスが出ないのが良いですね。
当院では、みんな外食に行く日があったり、反対にほとんど全員が院内で「オフィスでごはん」を食べる日があったりと、日によって消費量が大きく異なります。賞味期限を気にせず置いておける「オフィスでごはん」は、「今日は余ってしまった」「今日は在庫が足りなかった」ということになりにくいです。賞味期限が短いとちょっとドキドキしてしまうのもあり、「オフィスでごはん」が合っているなと思います。
ー人気の商品はありますか?
紙包みハンバーグは、特に人気のメニューです。ジューシーでボリュームがあり、幅広いスタッフに好評です。
また、男性の多い拠点では、食べごたえのある牛カルビのお惣菜も高い人気を誇っています。
そのほかにも、ヘルシーかつ満足感のあるチャプチェやビーフン、スパイシーな風味が食欲をそそるカレーなどもよく選ばれています。
バラエティ豊かなラインナップで、飽きずに楽しめると評判です。
ー同じ職種の方にサービスをおすすめするとしたら、どのような点が魅力でしょうか?
医療職だと、休憩に入るタイミングもバラバラですし、緊急の呼び出しが入ることもあるのではないでしょうか。いつでも手軽に栄養がとれる環境がある、というのはスタッフとしても経営者としても安心だと思います。
急な往診が発生し、お昼休みを短縮して出発することがあれば、「オフィスで野菜」で届いたパンだけをさっと掴んで車に乗り込む、という場面もありました。こんな時にも、OFFICE DE YASAIはとても便利です。
ー貴社では今後どのような効果を期待していますか?
在宅医療は、人生の最期まで、患者さんの望む暮らしをいかに実現するか、という仕事です。そのためには、医学だけではない面のサポートも必要になります。
ですので、医師の診療能力だけでなく、事務や看護師も含め、全職種が壁を感じることなく気づいたことや意見などを言いやすい雰囲気を作ることが大切だと考えています。
そのためにスタッフ同士のコミュニケーションを大事にしているので、OFFICE DE YASAIを通じてコミュニケーション量が増えるきっかけになってくれたら嬉しいですね。
まとめ
外出するスタッフが多く、人によって休憩時間に入るタイミングがバラバラという特徴がある業種の「おうちの診療所」では、そのような労働環境の中で、スタッフが健康的でいられ、かつリフレッシュできるサービスを模索していました。
「食べられるときにすぐに食事を摂りたい」「スタッフの健康にも配慮し、ヘルシーな昼食を安価に提供したい」といったニーズは、同様の職種であればよくあるものでしょう。同じような課題を抱える方に、本インタビューを通じてOFFICE DE YASAIの効果を感じていただければと思います。
サービスの紹介はもちろん、企業に合わせたラインナップのご提案もいたしますので、ぜひお気軽にお問合せください。