従業員が輝くための環境づくりに挑む
日本マクドナルドの働き方改善ための取り組みとは
日本マクドナルド株式会社は、ハンバーガーチェーン「マクドナルド」を経営する企業。創業以来、クイックサービスレストランとしての最高の店舗体験の提供により、お客様にとって「お気に入りの食事の場とスタイルであり続けること」をミッションとしています。そして、「QSC&V ※」をレストラン・ビジネスの理念とし、そのミッションを達成し続けてます。
※Q – Quality(品質)、S – Service(サービス)、C – Cleanliness(清潔さ)、V – Value(価値)
さらに、「企業を支えるのは『人』そのものだ」という「ピープルビジネス」の考え方を大事にするマクドナルドでは、店舗クルーはもちろん、オフィスで働く従業員が伸び伸びと働くことのできる環境作りにも力を入れています。
近年、マクドナルドが注力してきた取り組み
2015年に、より良いマクドナルドの実現のために新たなビジネスプランを策定しました。
本社を「National Restaurant Support Office」と名称変更して、一人ひとりとチーム全体の生産性向上と、働き方を変革しコラボレーションの質を高めることで、より店舗へのサポートを向上させることに注力しました。
そのプランを実行していくには、従業員の働き方の改革が必要ということでプロジェクトチームが立ち上がり、特に「オフィスのリニューアル」に力を入れました。
生産性向上のため、従業員からオフィスへのヒヤリングを重ねた上で、約20年近く改装されていなかった旧オフィスを、大幅にリニューアルをしました。
単に見た目が変わるだけではなく、従業員が感じていた働く環境への課題を解決しつつ、マクドナルドが大切にする「FUN」の考えが浸透するような空間設計にこだわりました。
また、オフィス環境の整備というハード面だけでなく、有給休暇の取得や在宅勤務がより広がるような取り組みなど、従業員がより長く働けるようなソフト面の制度づくりも同時並行で進めてきました。
そういった現場の声を徹底して拾い上げ、一つひとつ対応していった結果、働き方・働く環境に対する従業員アンケートにおいて、以前よりも高い評価を得ることができました。
健康面と高層オフィスならではの事情からOFFICE DE YASAIを導入
マクドナルドでは定期的に従業員の健康診断を実施しているのですが、診断の結果を見ると、多くの従業員が野菜不足であることがわかりました。
また食事環境としては、オフィスが高層階であるため、忙しいとオフィスから出ずにデスクで栄養価の偏った食事しがちになっているということも判明しました。
しかし、一方で、オフィスから10分近く歩いたところにある高価なサラダを購入している従業員もいることがわかり、野菜の需要があるとして、野菜を摂りやすいオフィス環境をつくることが、従業員の健康の向上につながるのではと考えました。
そこで、安価かつ手軽に野菜を摂れるOFFICE DE YASAIを展示会で知って導入することを決めました。
旬の野菜だけでなく、無添加のフルーツやジュースなどバリエーションも多く、今では納品後1時間で人気商品が売り切れるほどになりました。最近は特にスムージードリンクが人気です。
導入後、従業員からは健康面やランチの手間が省けるなどのポジティブな声が集まっており、「食」に関する企業として従業員の健康を応援するOFFICE DE YASAIを導入したことに価値があったと思います。
今後もマクドナルドでは、現場の声を常に聞きながら、オフィススタッフがよりいきいきと働き、店舗サポートが向上するような取り組みを続けていきたいと思います。