導入事例|Blessing

Blessing

今回インタビューをさせていただいたのは、料理研究家であり「Blessing(ブリージング)」の代表を務める岩本友恵様と、「ハラグチ ル・レストラン」オーナーシェフの原口広様です。

現在、Blessingの岩本様が導入されたOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を、同じビルにテナントを構える原口様、そして同ビルでパーソナルトレーニングジムを営業する堀様を加えた3社にて共同で利用しておられます。

「食」という仕事に関わる岩本様、原口様の目には、OFFICE DE YASAIはどのように映るのでしょうか?

詳しくお伺いしていきます。

 

お話を伺った方々について

【中央】Blessing代表 料理研究家 岩本友恵様(本サービス導入者)
【右】ハラグチ ル・レストラン オーナーシェフ 原口広様(共同利用者)
【左】Hori Kodaiパーソナルトレーニングジム 堀 航大様(共同利用者)

※インタビューは岩本様・原口様のみ

 

Blessing代表 料理研究家 岩本友恵様

料理研究家として活動の場は多岐に渡り、「食と料理のクリエイター」として現代社会の課題やニーズに柔軟に対応している。

近年では、健康経営アドバイザーとしても活動の場を広げており、食にまつわる各種サービスを展開する「Blessing(ブリージング)」の代表を務める。

Blessingは2023年の4月に開業11周年を迎え、現在は法人向けにフードアドバイザリーやコンサルティング、商品研究開発としてレシピ開発やプロモーション、そして各種講演事業を展開。また、一般ユーザーに対しては料理教室の運営を行う。

2019年にオープンしたキッチンスタジオの同ビル階下には、原口シェフが営むフランス料理専門店「ハラグチル・レストラン」があり、原口シェフのレストランのサポートも行う。

 

ハラグチ ル・レストラン オーナーシェフ 原口広様

18歳から東京のフランス料理店で修行し、23歳の時に渡仏。

二ツ星、三ツ星レストランで約5年間経験を積み、帰国後は都内のレストランで活躍。[テリーヌの天才]とも称され、日本でテリーヌを確立した第一人者としても有名。また、当時のレストランはミシュラン東京で4年連続で一ツ星を獲得。

その後2016年に静岡県で「ハラグチ ル・レストラン」をオープン。2019年には「ゴ・エ・ミヨ」に掲載され高い評価を得る。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入のきっかけ

ーOFFICE DE YASAIはどのような経緯で知りましたか?

岩本様:もともと私は、国が健康経営を推奨し始めた当初から健康経営を推奨しており、つながりのある企業の皆様には「これからは従業員の健康に投資する企業が支持されてゆく時代になる」とお話ししていました。

しかし「じゃあどうすればいいの?」「何をすればいいの?」という小規模事業者や中小企業の経営者の方も多くいらっしゃいました。

中には自社で社食をお持ちの企業様もおられましたが、コロナ禍で食材の高騰や人手不足を目の当たりにし、これからは従来の社食の在り方だけでなく、新しい形が必要とされるのではないかと感じていました。

そんな中、企業向けの社食サービスを調べている際に「OFFICE DE YASAI」を見つけました。

 

ー導入の背景として、おふたりならではの課題はありましたか?

岩本様:二人ともサービス業なので、基本的に全てのことがお客様第一優先になります。そうすると、自分のことは後回しで食事もゆっくりととりにくいのですよね……。

レストランでは時として美味しいまかないを食べているイメージがあるかもしれませんが、実際はそうではないことが多いです。

 

原口シェフ:現在は昔のように大人数のスタッフでレストランを運営しているわけではないので、とくにワンオペで調理を行う時などは、正直まかないを作る時間がない時もありますし、作るのにも気力がいる時もあります。そして食べる時間もありません。

わざわざ外に出て買いにいくのは面倒なので、それならば食べないという選択肢になってしまうのです。

岩本さんが「OFFICE DE YASAI」を導入してくれたおかげで、簡単に合間に食事をとることができ、大変便利で助かっています。

 

ー導入の決め手は何だったのでしょうか?

岩本様:一つ目に、初めての商談〜トライアル〜本契約に至るまで、ご対応くださったスタッフ皆様方の対応が非常に素晴らしく、良かったという点。二つ目に、サンプルセットの美味しさです。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を3つの事業者で利用

ー「OFFICE DE YASAI」をどのように活用されているか教えてください。

岩本様:弊社で導入している「OFFICE DE YASAI」を、同じビルで事業を営むテナント仲間である原口シェフとパーソナルトレーナーの堀さんの3社で共有しています。

ランニングコストがそれなりにかかるため、難しい面もあるかとは思いますが、利用の方法については工夫次第で活用はできると思います。

商品の在庫が不足したり余ったりしないか心配になる方もおられるかと思いますが、利用者同士で美味しいメニューの情報を共有して、利用を促したり、補充するメニューを調整したりできるかも大事なポイントですね。

パーソナルトレーナーも我々同様サービス業なので、やはりお客様第一になり食事をとる時間がなく、堀さんがコンビニへ走っている姿をよく見かけていました。

「OFFICE DE YASAI」を導入してからは、みんなで商品の争奪戦です(笑)。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入後の感想は?

ー人気のメニューがあれば教えてください。

岩本様:取り合いになる商品は、例えば冷凍のカレーですね。

100円なのに本格的なスパイスの味がして、お肉もしっかりと入っているのにも驚きました。

私は職業が料理研究家でございますので、このカレーに料理教室で使用する野菜(例えば茹でほうれん草など)や、残った食材をトッピングするなどのひと工夫をして食べています。

既製品をそのまま食べるのではなく自分なりにアレンジをして、そのアレンジを他社の知人やサービス導入者の方に向けて、SNSや会話の中で共有しています。

 

そして冷凍ごはんの美味しさにも驚きました。

「オフィスでごはん」の基本プランにある冷凍ごはんは、新潟県産のお米を瞬間フリーズしているためか、お米の質はもちろんのこと、レンジで温めたあとの見た目もつやつやしていて、冷凍米飯としてのクオリティも高く、とても美味しかったです。

他にも、忙しい中ワンハンドで食べることができるライスバーガーやサンドイッチ類をはじめ、洋食や、ヨーグルトも人気です。

 

原口シェフ:ドライカレーやチャーハンも美味しいですね。

僕も岩本さん同様にアレンジをして食べています。フランス料理の料理人ですので!(笑)。ドライカレーにオリジナルの紙包みハンバーグを乗せて、さらに半熟卵を乗せて食べるのが僕のお気に入りの食べ方です。

これだけ食べても300円で、安いですから驚きますよね。

「オフィスでやさい」コースを併用している方は、例えば、燻製卵や味付け卵を他のおかずにトッピングしても美味しいと思いますし、他にもサラダ(葉っぱ)と組み合わせるなど、楽しみ方がいろいろありますよね。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の味はプロ目線で見てどう?

ー食のプロからして、味への評価はいかがでしたか?

岩本様:試食用にお送りいただいたサンプルセットですが、真っ先に原口シェフにも食べていただきました。100円ということもあり、正直そこまで期待はしていませんでした。

しかし、二人で実際に食べてみると、「美味しいね!このコストパフォーマンスすごいね!」という私の率直な感想に、原口シェフからも同様の反応が返ってきて、二人で驚いたのを覚えています。

 

原口シェフ:食べる前は大したことないかなと思っていたのですが、予想より数段美味しかったですね。

ラインナップも素晴らしいですし、一品100円から購入できるので数品組み合わせても安く抑えられるという点でも、企業の従業員の方々に喜ばれるのではないでしょうか。

 

岩本様:コストに対するパフォーマンスが非常に高いと感じます。

「オフィスでやさい」も「オフィスでごはん」も基本的にどの商品も美味しいと感じます。1番は、いろいろなメニューバリエーションがあって楽しいです。商品セレクトを多角的視点でされておられるのだろうなと感じます。

 

おすすめのOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)活用方法とは?

ーどんな使い方をするのが良いと思いますか?

岩本様:ランニングコストなどの関係から「オフィスでごはん」と「オフィスでやさい」のどちらかのみの選択となってしまう企業様もおられるかと思いますが、できることなら両方を併用した方がいいと思います。

2つを組み合わせて使用することで、食事の選択肢や楽しみ方がすごく広がります。

私もかなり悩みましたが、まずはコスト面から「オフィスでごはん」のみの導入にしました。本当は両方とも導入したかったですね。

 

ーコミュニケーションツールとしてはいかがでしょう?

岩本様:例えば、労働環境において、全ての従業員様に理想の環境を提供したくても、現実的な面からなかなか思うようにできない企業や業界があるかと思います。

特にサービス業は、自分のことを犠牲にしていくことの多い業界です。先にも申し上げました通り、お客様第一優先で自分たちのことを後回しにする心理が働く「真心業界」です。

しかしそういった状況の中でも、業種業態に関わらず、多くの方々が食に対して少しでも楽しめる方法として「OFFICE DE YASAI」は最適だと感じます。

社内で人と人が会う、話をするというコニュニケーションの機会が減ってしまっている時代なので、「OFFICE DE YASAI」をきっかけとして「こんな商品あったよ」「これ美味しかったよ」と会話する機会が生まれるといいなと思っています。

こういった取り組みを経営者の方々や関連部署の方々に率先して進めていただき、社食を通じたコミュニケーションの場、食の大切さや楽しさを知れる場を企業内でご提供していただけたら、社会の意識向上につながり、食の専門家である私たちも嬉しく思います。

 

ー「健康経営」への取り組みにおいて、「OFFICE DE YASAI」のようなサービスはどのような効果があるとお考えでしょうか?

岩本様:現状、「健康経営」という言葉は知っているものの「具体的に何をすれば良いかわからない」と悩んでいらっしゃる方が多くおられます。

社食の導入はハードルが高いですが、「OFFICE DE YASAI」は健康経営の入り口として「これならできそう!」と思える素晴らしいサービスなのではないでしょうか。

 

「OFFICE DE YASAI」は、これからの10年において大きなニーズがあるサービスだと思っています。

社食を持っていない中小企業や小規模事業者の方々も、「OFFICE DE YASAI」を活用することで、食の楽しみが「足し算」ではなく「掛け算」で無限大に広がっていって欲しいですね。

今回のインタビューが宣伝のために協力しているのではなく、私たちが「OFFICE DE YASAI」を本当に良いと思っていることが伝わることを願っています。

 

まとめ

食を生業とするお二人は「OFFICE DE YASAI」を単なる「食事」として見るのではなく、「食を通じて従業員を楽しませるためのサービス」として、多くの可能性を感じておられました。

「OFFICE DE YASAI」の活用方法や健康経営としての取り入れかたなど、ぜひ参考にしてみてください。

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株式会社鳥取マツダ

株式会社鳥取マツダは、鳥取県にてマツダ車や中古車の販売、自動車整備・修理などを行っている会社で、オフィスでごはんを導入いただいております。
弊社の社長が前からこういったサービスを導入したいという気持ちがあったので、ちょうどタイミングも合って導入に至りました。

オリオンビール株式会社

アンケートの結果、社員食堂の設置や昼食の補助などの要望があがりましたが、コスト面や施設の制約もありなかなか実現ができませんでした。
そんな時に職員から「オフィスで野菜」を導入してほしいと声が挙がり、実現性が高そうということで情報収集を行い、2ヶ月のトライアル期間を設けて正式な導入に至りました。