答え：　ホント！

意外と多い自覚のない男性の冷え性。
冷え性や低体温は万病の元ともいわれ、肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、不眠、下痢、代謝不良、太りやすいなどの不快症状が現れてきます。
冷え性は女性に多いと思われていましたが、近年特に若い男性や４０代の働き盛りの男性も冷え性で悩んでいる方が多いようです。

出典： 写真AC

ネット調査会社が冷え対策について２０～４０代の男女に聞いたところ
体の冷えを感じることがある人は女性８６・２％、男性６１・５％。
このうち何らかの対策をしたことがある人は、女性６２・５％に対し、男性は２８・８％。

男性の約6割が体の冷えを感じているものの、冷え対策を行っている人は少ないそうです。
冷え対策を行っている人が少ないのは、「冷え性は女性のもの」という意識や「実際どうしたら良いのかわからない」というのがあるのかもしれません。

若い男性に多いのは、「体全体が低体温」になり自覚しにくいケース。
昔からの運動不足による筋力の低下、ストレス、自律神経の乱れ、服装（寒さよりもおしゃれ優先）などの原因により、低体温になり、全身の機能が落ち、若くても風邪をひきやすい、昼間も元気が出ない、眠れないなどの影響も出てきます。

４０代働き盛りの男性は、オフィス生活による慢性的な運動不足や、過度のストレスにより自律神経の反応が鈍くなり、寒さを感じにくくなり起こる「末端冷え性」。お酒の飲み過ぎにより内臓が弱り下痢になる「内臓冷え性」が多いようです。

出典： 写真AC

また、最近話題になっている４、５０代働きざかりの中高年男性に多発している、【男性更年期障害】は、男性ホルモン（テストステロン）の減少によっておきる不定愁訴で、その特徴として鬱症状や気力・性欲の低下、ほてり、冷えなどといった症状が伴やすいとされてます。

【今すぐチェック！男性更年期障害チェックリスト】


①最近、仕事の能力、効率が低下してきた

はい
いいえ

②夕食後、うたた寝をすることがある

はい
いいえ

③最近、運動する能力、気力が低下してきた

はい
いいえ

④ヒゲの伸びが遅くなってきた

はい
いいえ

⑤憂鬱または怒りっぽい

はい
いいえ

⑥最近何をやっても楽しくない

はい
いいえ

⑦身長が低くなった

はい
いいえ

⑧体力、筋力が低下してきた

はい
いいえ

⑨性欲が低下してきた

はい
いいえ

⑩「絶頂期は過ぎた」と感じる

はい
いいえ

※１０問中「はい」が３つ以上ある場合、または著しい性欲低下、勃起障害がある場合は要注意が必要

出典： 写真AC

【男性ホルモン（テストステロン）の減少は、タマネギを上手に食べることによって改善することができます！】
タマネギには、含流アミノ酸の一種である硫化アリル(アリシン)が含まれています。アリシンには、血液をサラサラにして血栓を防ぐほかに、テストステロンの合成を促進させるといった、男性にとって嬉しい効果を持っており動物実験でも明らかになっています。

効果的に摂取するには「カットしない」「長時間加熱しない」ことですが、生タマネギをかぶりつくのはなかなか難しいですよね。そこでオススメは

”タマネギの丸ごと温サラダ”
皮をむいたタマネギを丸ごと電子レンジで2～3分加熱し、鰹節とポン酢をかけて出来上がり♡

（短時間で熱を通すので酵素がほとんど壊れないのです）

出典： 写真AC

新タマネギも美味しい季節になってきたので、１日１/２個〜１個を目標に食べてみてください。

[ちょっと雑学]
紀元前30世紀ごろのエジプト第1王朝時代の墓の壁画には、タマネギの絵が描かれています。ピラミッドを建設する際に、王様が労働者に精力剤としてタマネギを食べさせたり、労働報酬をタマネギで支払ったという逸話も伝えられています。
タマネギには人を元気にする力が備わっていることが、5000年もの昔から知られていたのですね。

（文：ざいまり）

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