暑くなってくると、お子さまの食欲不振や夏バテも心配ですよね?
子供の夏バテは、水分のとり過ぎ、水分不足、栄養不足、寝不足が主な原因です。
ジュースやアイスなどの食べ過ぎで、他の食事が食べられなくなり、栄養不足から夏バテになるケースが多いです。
外で遊ぶ機会が少なくなったり、どこに行ってもエアコンで快適な環境になっているので、子供は汗腺(汗をかく線)が昔に比べて少なくなっています。 汗腺は3~4歳にかけて成長しますので、この時期に汗をかくような習慣がないと汗腺の成長が見込めません。 汗や尿として水分を排出することで体温調節をしますので、こまめな水分補給や汗をかく習慣をつけること、そして規則正しい生活が一番の予防対策です。
出典: 写真AC
1.牛乳
食事量は少なくなるけど飲み物は欲しがると思うので、ジュースやスポーツドリンクでも良いですが、牛乳を飲ませてあげてください。
牛乳に含まれるアルブミンには、水を血液中に集める効果があり、発汗機能もアップさせるので熱中症予防に効果的です。
体温調節機能が正常に働かなくなるのが熱中症です。牛乳には汗をかきやすし、体内の熱を外に放出する効果がありますので大人にも効果的です。
またトリプトファンというアミノ酸が含まれており、実はこのトリプトファンは体内でセロトニンという化合物に変わり神経を鎮める作用があります。
古くから眠れない夜には牛乳という言い伝えは、このトリプトファンの精神安定作用のことかもしれませんね。
トリプトファンは体内で作られないので乳製品から摂取する必要があります。
暑くて眠れない夜には、さわやかな牛乳がオススメです。
牛乳が苦手という方にはヨーグルトやチーズでも効果はありますが、最も吸収率がよく手っ取り早いのが牛乳。
運動後、30分以内に200mlくらい摂取すると効果的です。お子様なら1日に200ml~400mlが望ましいでしょう。
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2.スイカ
熱中症を防ぐためには水分補給することが第一ですが、スイカは水分が90%以上と非常に豊富。
さらに糖分やカリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルも含まれているので、微量の食塩を加えるとスポーツドリンクと同じような効果が期待できます。
また、血流状態を改善してくれるシトルリンというアミノ酸が含まれているため、手足のむくみの改善効果が期待できます。
新陳代謝を促し、肌の健康を保つビタミンAや、美肌・老化の大敵、活性酸素を除去する力の強いリコピンなども大変豊富。加えてビタミンCは、シミの元になるメラニン色素の形成を押さえるほか、肌の弾力性を保つコラーゲンの形成に関与しているため美白効果やシワの予防効果も見込まれますので、夏のオヤツタイムには親子で食べたいですね。
しかもカロリーが100gあたり37Kcal!
一番甘く美味しい真ん中あたりを1切れでも50kcalくらいなのでダイエットにも最適です。
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3.豚肉
夏バテに効く食べ物には、うなぎ、レバー、など良いですが、お値段もお子様の嗜好的にもちょっと・・・ という方には豚肉がお勧めです。
実はうなぎよりも、ビタミンB1が多く含まれており、糖代謝UPや疲労予防にも効果的です。
豚肉のビタミンB1含有量は、鶏肉や牛肉の5~10倍もあります。
部位によって多少の違いはありますが、100~150g食べれば1日の所要量を満たすことができます。玉ねぎと一緒に調理すれば、高い疲労回復効果が期待できますし、豚肉の冷しゃぶサラダをポン酢で食べれてば、クエン酸の疲労回復効果で、体にもお財布にもやさしいですね。
出典: 写真AC
なお幼児の場合は、身体に保てる水分の量がとても少なく、また、尿の濃縮能力も未成熟で水分の排出量が高いので、早め早めに水分補給をさせてあげてくださいね。
(文:ざいまり)
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